ゆーてんのブログ

元東京外大生が、語学、旅、キャッシュレス、マイル、ポイントについて語るブログ

インド編【勝手に世界一周振り返り】バラナシ以外のヒンドゥー聖地

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大学でヒンディー語を専攻してた関係で、インドは僕にとって世界一周の一つのハイライトと捉えていた。なので期間も最終的に1ヶ月(最初はもっと長い予定だったが変更した)、コースもコルカタから入り、ウッタル=プラデーシュ州を北上しながら首都デリーまで向かい、最後にムンバイというルート。訪れた都市も多い。

 

インドの目的は、大学の講義で紹介された都市を実際に行って見て来たいというもの。その中には日本のガイドブックには載っていないがインドでは重要だとされてる都市も含まれている。

 

ヒンドゥー教の聖地、バラナシ。観光地でもあり、日本人含め世界中からバックパッカーがやってくる場所として有名だ。この旅で僕も初めて訪れた。

 

ただガイドブックに載っているのはここまで。実はバラナシ以外にも重要なヒンドゥー教聖地がまだある。今回はそのうちの2都市を紹介しようと思う。この2都市を知ったのも大学の講義の中で。おそらく動画付きの日本語情報は見当たらないのでは。

 

 

➡️ イラーハーバード ( Allahabad, इलाहाबाद )

 

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バラナシから

 

バラナシから西方へ電車で3時間くらい。ここはガンガー(ガンジス川のこと)、ヤムナー(タージマハルの裏手に流れてるのがヤムナー川)、サラスヴァティー(雲の上から流れてきてるとされる伝説の川、実在はしない)の3つの河がちょうど合流する地点であり、ヒンディー語ではサンガム(संगम)と呼ばれている。

 

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この辺り

 

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バラナシ、イラーハーバード、ファイザーバード(アヨーディヤーの最寄りの大きな都市)の位置関係

 

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地図上でも合流点であることが分かります。サンガムまでは中心部(駅)からオートリキシャーで20~30分。

 

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ガンガーとヤムナーは水の色がはっきりと違うのが不思議 (以下 part. 3 と part. 4 も参照)

 

解説は以下の動画の中で加えています。

 

part. 1

 

part. 2

 

part. 3

 

part. 4

 

part. 5

 

➡️ アヨーディヤー ( Ayodhya, अयोध्या )

 

ここはインドの2大叙事詩の1つ『ラーマーヤナ』の主人公ラーマが生まれたとされている場所。僕はまず電車でファイザーバードという都市に入り(おおよそ4時間ぐらい)、徒歩でアヨーディヤーに向かった。めちゃめちゃ遠い(10kmぐらいある笑)ので絶対にリキシャーを使った方がよい。

 

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ファイザーバード辺りを拡大していくと、近郊にアヨーディヤーの文字が

 

 

 

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アヨーディヤーの入り口。「ようこそ」と書かれてる。

 

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ガイドブックには載ってないので外国人観光客は皆無。訪れてるのはほぼインド人。

 

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お土産売り場多い。

 

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外国人が珍しかったからか、手を振ってくれたので、遠めでパシャリ

 

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こういう派手な装飾の建物が多い

 

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石像がたくさん並んでる

 

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サラユー川。ラーマはサラユー川の岸辺で生まれたとされている。

 

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それにかかるサラユー橋(上部記載 सरयू - पुल )

 

 

今回はバラナシ以外のヒンドゥー聖地2都市についての紹介を写真と動画を用いて駆け足で説明したが、もし興味が出てきてもっと詳しく知りたくなった際は、どの電車で行くのか、僕が泊まったホテル等の詳細情報を伝えますのでコメント下さい!

 

では。

 

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バングラデシュ編【勝手に世界一周振り返り】メディアの報道に流されないで。

旅の振り返りの前に、マレーシアからの出国の際に起こった事件についてまず。

 

シンガポールから再度マレーシアに入り、2泊マラッカを観光してからクアラルンプールに戻ってきたのがとりあえず流れ。クアラルンプールに1泊後、翌昼の便でバングラデシュに飛ぶ計画をしていた。ところが予約先のエクスペディアから緊急の連絡が入っており、確認すると昼の便が欠航するという旨だった。ビーマンバングラデシュ航空は1日2便飛んでおり、もう一つは同日の深夜3時半(予約してた便の丸12時間前のやつ)。もしくは翌々日の深夜3時半。この2便だったら追加料金なしで変更できるとのことだった。

 

これまで深夜の便など利用したことがなかったのとバングラデシュでの3泊分の宿を既におさえていたのがあって、できればこの時間は避けたかったのだが、翌々日に変更して3泊分キャンセルするよりはクアラルンプールでの1泊分を捨てた方が費用的には最小限の損失で抑えられる。ということで12時間早い同日の深夜3時半の便への変更をお願いした(日本語対応の電話番号があったのは幸い)。

 

 

初めての深夜便。当然日本人の乗客は自分一人で超アウェー。結局さらに2時間くらい遅れて深夜5時半に離陸。翌朝8時ぐらいだったかな、に着いた。眠すぎて機内食にほとんど手つけられず。

 

日本人観光客が珍しいからか、空港ではしきりにタクシーの客引きに遭う。ただ特に移動する術は持っていなかったので、宿まではタクシーで向かうことに。ATMが壊れていたので、なけなしのマレーシアリンギットバングラデシュタカに替える。それだけだと足りなかったので、ドライバーに街のATMに途中寄ってもらって、十分に下してから清算した。

 

宿に向かう途中に目にしたものは、おんぼろで排気ガスをガンガン出して進むバス、それに溢れるくらい乗り込む乗客、鳴り響くクラクション、砂塵。これまでとは違う、まだまだ開発途上な一面を見せてくれた。

 

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僕が泊まった宿は Tropical Daisy というところ。首都ダッカの比較的裕福なエリア、グルシャンにある宿。そもそも予約サイトでバックパッカー的なドミトリーはヒットせず、ホテルでも比較的安い方で口コミ的にも良かった点が決め手だった。1泊4000円ほどで、シングルルーム、Wi-Fi完備、朝食付きとしっかりとした宿だ。ダッカには3泊4日の予定で、初日は深夜便明けだったので爆睡、2~3日目でダッカ市内を散策した。

 

大学で南アジアについて専攻していたのがあって決めた、バングラデシュへの旅。一番はやっぱり現地のありのままの生活感を見てみたかったというのが大きい。

 

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ホテルの朝食

 

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中央ショヒドミナール。1952年のベンガル言語運動での犠牲者を追悼する記念碑。

 

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バングラデシュ料理のチンリーブナー(chingri bhuna : エビのカレー)

 

 

 

バングラデシュに来て一番印象に残ったのは、現地の人々が親切だったこと。こういう発展途上の国に関してはメディアの報道ではプラスなニュースはほぼ流れない。事件などのマイナスなニュースが大半だ。なので日本にいたままだとマイナスなニュースしか目に触れないため、いつの間にか「発展途上国=危険」と勘違いしてしまう。

 

「報道されないだけで、プラスな一面もたくさんあるじゃないか。実際に行ってみないとその国の正確な実態なんて分からないわ。」

 

実際に自分の目で見に行く重要性を噛みしめた旅だった。そしてバングラデシュはこれまでで一番考えさせられた国だった。

 

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シンガポール編【勝手に世界一周振り返り】陸路国境越え、あとは王道

ここもまた最初は予定してなかった場所。「陸路国境越えができる」という情報だけに惹かれて向かうことに(笑)

 

途中休憩もしながら大体5時間くらいかかってシンガポールに到着。検問所付近で一旦バスを降り、荷物も全部持って入国審査に向かう。ここの列がかなり長くて時間がかかったのを覚えてる。終わったら再びバスに乗り込み、バスに乗りながら国境を越える。徒歩で国境をまたいで越えるのを想像していたが、そうではなかった。

 

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一番前の席で、見晴らしが良かった。窓ガラスにヒビが入ってたのが気になったが 笑

 

2泊3日と短かったので、本当に王道だけ。

 

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初日に向かったのは、リトルインディア。確かにインド人の商売人多かった。

 

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ヒンドゥー寺院

 

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インド料理も食べました

 

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タンドリーチキン

 

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翌日の終日観光。ここは外せない。

 

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ここも。マリーナベイサンズ。

 

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日本の中古(?)の自販機なんだろうか?

 

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世界一周2週間目で早くも日本食欲が 笑

 

 

ちなみにバス会社はいくつかあるようだ。僕が使ったのは five stars express というバス会社。クアラルンプールのショッピングモールの手前に代理店が小さく構えてた。

 

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この後は再度マレーシアに向かい、マラッカを観光(前記事参照)してから、バングラデシュに飛ぶ。

 

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マレーシア編【勝手に世界一周振り返り】予習せずに飛び込んだ国

マレーシアは実は最初の旅程には入っておらず、急遽向かった国だった。

 

もともとタイの次はバングラデシュに向かう予定だった。予約したかった日付のフライトがなんと売り切れになっていて、次可能なのが1週間後とかになっていた。ビーマンバングラデシュ航空に乗ってみたいってのが一応目的になっていたので、他のフライトについては考えず(笑)

 

当時は「目的が終わり次第、次に移動する」スタイルで、長期ステイという考え方が無かったので、後1週間ここにいようとはならなかった。「そしたらどこに行こう?安く行けそうな場所どっかあるんかな?」と考えた結果、隣国のマレーシアにエアアジアで向かうことにした。

 

そんなわけでマレーシアには何も予習しないまま降り立った。見所はもちろん、1リンギットがいくらくらいなのかすら分からない。タイでは大体いつも1回で500バーツずつ下ろしてたから、とりあえず同じ数字で下ろしてみたところ、明細に17000円(はっきりと覚えてないが、1リンギット= 36円くらいだった)と書かれてて驚いたのが始まり 笑

 

ただあまり期待していなかったのがかえって良かったのか、思いのほか快適だったのが強く印象に残っている。メトロ内は綺麗でエアコンも効きすぎるくらいかかってるし、ショッピングモールコンビニもあるし、こういうところですぐ手に入るので食にも困らなかった

 

回った都市は、クアラルンプールマラッカ。何もしないのももったいないと思い、面白そうなやつないかなぁとググって出てきたのが、クアラルンプールにある Islamic Arts Museum Malaysia (英語サイト) という施設。イスラムの歴史が紹介されていたり、世界のモスク(模型)やイスラムの作品が展示されている。

 

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柱にはイスラム絵画が描かれている

 

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アラブ首長国連邦アブダビにあるシェイクザイードモスク

 

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中国(具体的な場所は忘れましたすみません)のモスク。🕌の形のやつをモスクだと思っていたので、こういう建物もモスクと言うのだと、この時初めて知る。

 

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アラビア文字 × 書道」という組み合わせが新鮮すぎて

 

イスラムに関心がある方はきっと楽しめると思います。

 

マラッカは友人に「ついでにマラッカも行けるやん!」と言われて、僕自身も世界史で習ったとこだったのでちょうどいいなぁと思って決めた場所。

 

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街全体が世界遺産。もう完全に観光地化されてる感じ。

 

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Malacca Sultanate Palace (英語サイト) マラッカの歴史や生活を学べる

 

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トライショーと言われるアトラクション。マラッカの見所を回ってくれる。なぜかこういう系のキャラクターのものしか無いのと、走行時は内臓スピーカーでガンガン音楽を鳴らすのでジロジロ見られるってのがアレだけど 笑

 

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屋台で見つけたやつ。アイスです 笑

 

マラッカの街を上から見渡せるアトラクションがあったので、動画を撮りました。


マラッカの街並み @Melaka part.10 (2015.8.2)

 

ここまで来たらせっかくなので、陸路国境越えできるんじゃ?と思いシンガポールに向かうことに。

 

※ 順序としては、クアラルンプール、バスでシンガポール、再びマレーシア入国後、マラッカに向かった感じです。

 

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タイ編【勝手に世界一周振り返り】ガイドブック通りに旅しなくていい

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マーブンクローンセンター @バンコク

 

2ヶ国目、タイに来て素直にまず感動したのは、英語が通じたのと、Facebookが見れるようになったこと。ホステルに着くや否やすぐに友人に近況報告。返せていなかったコメントにも返信した。

 

目的はバックパッカーの聖地と言われているカオサンロードと、高校の地理の教科書に載ってたマーブンクローンセンターに行くこと。そしてなんとなくアユタヤ

 

いわゆる観光的な計画は無かった。それ以前にバンコクに何があるのかすら知らなかった

 

ちょうどSNSが使えるようになったということでタイに行ったことのある友人に「オススメ観光地ある?」って聞いてみると、「ワットポーとワットプラケオは定番やない?」と言われた。全3泊4日の予定。翌日2日目にそれら寺院の見学とマーブンクローンセンターと夜にカオサンロード、3日目に終日アユタヤでちょうどいいかなぁと見積もった。

 

2日目。朝から歩いてワットポーに向かう。思った以上に蒸し暑い。特に仏教寺院という理由もあって、あまり肌は露出しちゃいけないらしく、長袖長ズボンで行ったので余計。

 

ワットポーは良かったが、次のワットプラケオは行ってみた結果、正直どういうふうに楽しめばいいのかが分からないでいた。蒸し暑さ、広大な敷地、観光客でごった返し、似たような建物…

 

その日は正午をもって暑さと疲れでバテてしまい、ホステルに帰るとグッタリしてしまった。マーブンクローンセンターに行くことは無かった。

 

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ワットポーにて。前に立ってる柱が邪魔して、なかなか良い感じの角度で撮りにくいんだよなぁ 笑

 

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ワットプラケオ。天気はすごく良かった。

 

確かに自分は寺院にはあまり興味がない。この時学んだのは、いくらガイドブックで定番だと言われてても、自分が興味ないところには別に行かなくてもいいんだ、ということ。まず興味がなければそもそも楽しめない。「ココに来たら絶対訪れるべきオススメ観光地ベスト10!」みたいな謳い文句にはもう流されないぞ 笑

 

結局マーブンクローンセンターには3日目に終日かけてゆっくり回った。アユタヤは次回でいいかなぁと。まだまだ旅慣れるまでは時間がかかる、計画通りに進めるのは難しい。

 

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カオサンの30バーツパッタイが美味かったのは良い思い出

 

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中国編【勝手に世界一周振り返り】言葉が通じない、ネットが使えない

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锦里 @成都

 

2015年7月17日。5ヶ月半に及ぶ世界一周の初日。福岡から出発し、1ヶ国目に選んで向かった先は中国

 

基本的に好きなタイミングで移動したいと思っていたので、北京までの片道切符と3泊分の宿だけおさえ、あとは宿にあるWi-Fiに繋げてその都度予約すればよいと考えていた。

 

北京の空港に着いたのが夕方。できるだけ安く移動する点は考えていたけど、1ヶ国目で旅自体全然不慣れなうえ、ネットは繋げないし、暗くなり始めてたし、見知らぬ土地ということで、タクシーを利用することに。

 

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北京首都国際空港、空港内は結構キレイだった

 

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タクシー乗り場、ガンガン来るので待つことはあんまりないかな

 

タクシーの兄ちゃんにホステルの住所を英語で伝えるもうまく伝わらない。むしろ「なんで中国語喋れないの?笑」的な目で見られ、中国語しか通じないというのは既にこの時点で気付きつつあった。

 

有名なホテルでもなんでもないので、兄ちゃんも場所を知らなかったっぽく、スマホのナビを頼りに運転していた。

 

運賃はメーター制。実は乗車前にインドのように変に交渉してしまったのだが、結果的にちゃんとメーターでの清算だったので反省。中国のタクシーは大丈夫だなと確信できた。変に疑っちゃってごめんね 笑

 

無事にホステルに着き、やっとインターネットに繋げられる!と思った。パスワードを入力しネット自体は繋がったみたいだが...なんかおかしい。

 

Googleではなく漢字だらけの変な中国語ブラウザが出てきた。何も分からない。そしてFacebookも見れない。

 

最初は単にホステルのWi-Fiの調子がおかしいのかなと思ったのだが、調べてみるとどうも中国では Google, Facebook, Twitter が使えないらしいというのをその時初めて知った。

 

「え、そんなんやと投稿ができないどころか今後の飛行機とか宿の予約どうするんや... 現地の旅行会社に頼むしかないんやったら3泊4日のうちに探さなあかん。でも言葉通じらんやん...」

 

世界一周開始早々、日本に帰りたいという気持ちが最も早く現れたのはなんと初日(笑)。不安だらけのまま眠った。

 

 

中国は1ヶ国目とあって、安さよりも利便性や安全性を優先してしまった国。本当はメトロもあったけど、空港からホステルはタクシーを使い、宿もホステルながらドミトリーではなくシングルルームをとっていた。長距離の都市間移動も全て飛行機(北京→成都成都昆明)。ゆえに結構お金を使ってしまった印象。これ以降、段々とドミトリーだったり、夜行列車だったり、タクシー移動をやめたり、直行便ではなく経由便を利用したり、空港泊だったりといった術を身に付けていくことになる。

 

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北京で泊まったユースホステルのシングルルーム。今考えると1泊150元は高かった。窓なし、シャワー(共用)は水、トイレ(共用)も綺麗とは言い難く、シングルルームは値段的にもクオリティー的にも中途半端なのでオススメしない 笑

 

中国では基本英語は通じないので英語を身に付けているだけではハードルは高いままだった。さらに日本人ゆえに厄介だった点が、顔が一緒だということ。それによって向こうは最初から僕らのことを中国人と思ってしまっていること。中国語が喋れないからと言って外国人とは思ってくれず、「中国人なのに自国の言葉すらままならない人」のように思われてしまう

 

スーパーでも商品を見ていると店員が寄ってきて話しかけられるのだが、中国語なので理解できない。僕は何も言えずに距離を置くしかなく、それはそれで良い印象は持たれなかった。現地人と意思疎通が何もできなかったのは正直かなりつらかった。

 

「漢字を眺めてなんとなく意味が分かるだけではダメや。」

 

僕がその後、特にスピーキングリスニングを意識して中国語を勉強しようと思った一番の理由。中国を快適に旅するためには、ネイティブ並みの中国語をマスターして中国人になりきるか、日本語で書かれた何か(ガイドブックとか)を必死に見せつけて、猛烈に日本人だよアピールをするかどちらかかなぁと 笑

 

 来月再び中国を旅する計画だが、タイトルの2つの問題を解決する手段として、スマホSIMカードを入れ替えて(香港と中国の双方での対応のやつだとGoogleが見れない制限をすり抜けられるらしい)、常時インターネットに接続できる環境を持っておこうと考えている。そうすればなんか分からない時もその場ですぐ翻訳アプリで調べることができると思う。Googleが使えるのであれば日本と同じようにネットを使うことも可能だ。実際に試してみてから、来月あたりに「中国を快適に旅するためのおすすめアイテムを紹介する!(仮題)」という形で検証結果をブログにアップしようと思う。

 

 ※ちなみに当時ネットが使えない問題をどう解決したかというと、本当にたまたま見つけたんですが、携帯電話キャリア検索エンジンを使うこと。例えば僕はdocomoだったのでdメニュー。ここを通せば奇跡的に日本語のブラウザに飛べたんですよね。なのでdメニュー経由で「中国国際航空」と検索してウェブサイトに飛んでフライト予約をした感じ。大事なのはメールアドレスをGmailにしないこと。Googleが使えないので当然Gmailも見れません。予約はできますが、メールで送られてくる予約確認書が見れないので焦る原因になります。僕はケータイのアドレス(@docomo.ne.jpで終わるやつ)で中国は乗り切りました。

 

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ここの検索エンジンから

 

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国内線版ビジネスクラス?ANAプレミアムクラス搭乗記

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皆さんこんにちは、ゆーてん(@yuuuu7en)です。昨日24日から佐賀の実家に帰省しています。

 

その時に利用したのが、ANAプレミアムクラスという座席。今回はそのレビューを書いてみました。

 

はじめに、今回プレミアムクラスに乗ろうと思ったきっかけを2つだけ。

 

➡️ まず「国内線にも座席のグレードってあんのかな?」という素朴な疑問

これまで国内移動に関しては、そもそもレガシーキャリアという選択肢が自分の中に無く、新幹線やLCCを利用していました。まずレガシーキャリアは高いというイメージしか持ってなかったので。

ある時ふと「そういや国内線にもビジネスクラス的なのってあんのかな?」と思ってネットで検索してたら、プレミアムクラスという名のやつをたまたま見つけて、「あっ、やっぱあるんやな」とその時初めて知ったんです。ただ「いやでも普通に高いやろな」と、実際に乗るというのは全然考えられず。

 

➡️「旅割」という存在

それでも「実際、値段はどんなもんなんやろ」と気になったので試しにANAのホームページで適当な日付を入れて調べてみたら、羽田佐賀の片道が22490円レガシーキャリアだと片道4~5万はするだろうと勝手な思い込みがあった(←あくまで僕のケース)ので、想像以上に安くて驚きました。

もちろんLCCよりは高いですが、新幹線とはほぼ同じくらい。

「これで座席そのもののグレードはもちろん、空港では専用チェックインカウンターラウンジが使えて、ラウンジでは飲み物が飲めて、機内では機内食も出ることを考えると乗ってみるのアリやなぁ」

 

ということで決めました。

 

今回は、羽田空港から佐賀空港までの路線。これだとプレミアムクラスの競争率も低いかなぁと思ったのも理由の一つ。(ネット情報ですが、例えば羽田 - 那覇間の路線は競争率高そう 笑)

 

「チェックイン、保安検査」「ラウンジ」「機内」「マイル」の4つのカテゴリーに分けて述べていきます。

 

 

➡️ チェックイン、保安検査場

チェックインの段階でプレミアムチェックインレーンを利用可。あまり目立たずにひっそりと構えてました(笑)

 

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ゲートを通るとプレミアムクラス専用のチェックインカウンターがあります。当然混んでいません。そしてそのままプレミアムクラス専用の保安検査レーンが後手に続きます。特に出発何時間前からしか入らないというやつはなく、当日中だったらいつでもチェックインと荷物預けも可能だそうです。今回はかなり荷物が多めだったのでこれは助かりました。 

 

紙の搭乗券は発券してもしなくても可ですが、その後のラウンジ利用時や搭乗時に使うのは、チェックイン時に使用したIDで統一する必要があります。僕はANAマイレージカードで搭乗券の代わりをしました。

 

 

➡️ ANA LOUNGE

全然出発3時間前くらいから入れたので、結構滞在してました。クラシック音楽のBGMが流れてて、かなり落ち着いた雰囲気。ビジネスパーソンの方々が大半で、皆さんパソコンやスマホを操作してました。電源もあるのでこれは助かりますね。僕もこのブログの草稿はラウンジの中でスマホで書きました。

 

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中は結構広め。席が空いてない事態は無さそうです。

 

ラウンジ内には、ゆったりしたソファーが何台も、それとジュース、コーヒー、紅茶等のソフトドリンクサービス(ビール、ウイスキー、日本酒、焼酎もありました)、お子さん向けのキッズルームがあります。

 

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➡️ 機内

なんと今回のフライトでプレミアムクラスを利用したのが僕含めて2人だけ。CAさんが丁寧に挨拶に来て下さいました

シートはかなり広め。国内線版ビジネスクラスとはいえ広さは国際線のビジネスクラスの方が広いかなと思っていましたが、ほぼ同じです。フルフラットにはなりませんが、シートもかなり倒せました。

 

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フルフラットではないですが

 

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余裕で伸ばせる

 

最も楽しみにしてたのが機内食。日本の国内線で食事は初めてだったので。たった1時間半ほどのフライトなのに機内食が付いてるのはすごい。感動。お酒も完備。

 

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メニュー(ブレててすみません)

 

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軽食もあり、僕はホタテの雑炊を注文

 

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袋に入ってたおしぼりは使い捨てではなくちゃんとタオル状のもの (ここ地味に感動した 笑)

 

飛行機を降りる際は、プレミアムクラスのお客さんが優先でした。預け荷物も最初の方に流してくれるみたい。

 

 

➡️ マイル

搭乗後まもなくマイルも積算されてました。積算率が125%と、距離以上のマイルが積算されておトク。航空券もANAカードで決済したことでボーナスマイルも貰えて、この旅程だけで1100マイルほど(※)貯まりました。

 

※ 内訳 (航空券代は22490円)

① カード会社のポイントで200円で1マイル(112マイル)

ANAカード決済で100円で1マイル(224マイル)

③ 搭乗マイル (803マイル)

 

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感想

実はラウンジに関しては国際線と国内線の2種類あって、今回は国内線のラウンジだったのですが、国内線の方でも、十分満足にラウンジ体験はできました。

今回思ったのは、旅割を使えばハードルはそこまで高くないこと。22490円だったので、当然LCCよりは高いですが、新幹線よりは少し高いくらい。それで専用チェックイン、ラウンジが利用できて、シートは広めで、機内食も付いて、マイルも貰えることを考えると、払う価値はあるかなぁと思います。仮に搭乗日がかなり前から分かっている場合は試してみてもアリかなぁと思います。

国内線なので仕方ないですが、たった1時間半ほどで降りてしまうのがもったいない 笑

 

YouTube動画も作りました。

 

以上、ANAプレミアムクラス登場レビューでした!

 

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