ゆーてんのブログ

元東京外大生が、語学、旅、キャッシュレス、マイル、ポイントについて語るブログ

中国のIT都市深センの屋台と自販機で WeChat pay を使ってきた

f:id:yuuuu7en:20180322145800j:image

 

皆さんこんにちは、先週中国の旅から帰ってきたゆーてん(@yuuuu7en)です。

 

今回の中国旅で最もやりたかったのが、この WeChat pay (紹介動画に飛びます)。今中国で急速に普及するキャッシュレス社会の原動力ですね。スマホ決済手段の一つです。

 

WeChat pay (中国語では微信支付)の存在を知ったのは去年の8月。当時キャッシュレスと中国がマイブームだった中で、ググったらたまたま出てきて衝撃を受けたやつです。第一印象は「何これ!?オモロ!!」

 

というわけで去年からずっとやりたいなぁと思ってたんですよね。それがこの3月にようやく実現した形です。

 

過去記事のLINEのQRコード決済楽天ペイに続き、「QRコードで、もはやカードすら要らない」シリーズ、第3弾となります。

 

今回試してみたのは三亜、そして中国のシリコンバレーと言われる深センWeChat pay を使うために深センに向かった(ガイドブックに載っているような観光予定は一切無し 笑)と言っても過言ではないくらい。ただ実際には深セン以前に訪れた三亜でも十分に体験できました。

 

動画は深センの巨大書店(深圳书城)の自販機深センの繁華街老街(ラオジエ)の屋台(东门町美食街)での支払いの様子を撮影したものです。

 

 

 

使ってみた感想は、使い慣れれば(QRコードのスキャンでどのボタンをタップすればいいのか等)、店側と僕たちの双方がラクだということ。お互いに細かい小銭や紙幣を用意する必要が無いし、そもそもお釣りを数える過程が一切省略できます。店側も必要なのは自分のQRコードを紙に印刷して貼るくらいなので、ほとんどお金もかからないという点が見事に革新的だなぁと思いました。

 

f:id:yuuuu7en:20180324160213p:image

屋台で注文した春巻き(10元)と胡麻団子(3元)。春巻きは思ったより小さめ、逆に胡麻団子は野球のボールくらいデカかった 笑

 

1点だけ気にしておいた方が良いかなぁと思った点もあります。それはネットが届きやすい場所かどうかということ。SIMカード(おすすめはこれ!)を入れ替えるのは大前提ですが、それでも例えばあまりに屋内とかだったら届きにくかったりします。今回は実際に屋台街の方でこの問題に遭遇しました。動画のお店では辛うじて使えました(実際見てみるとQRコードのスキャンに時間がかかってるのが分かります)が、その後に行ったジューススタンドではネットが繋がらず(圏外になってた)、現金で支払うことに。ちょうど細かいのを使い切って100元札しかなかったので、店員が「マジか…」みたいな表情をしたのを覚えています 笑

 

f:id:yuuuu7en:20180324152951j:image

現金払いしたジューススタンド

 

最後に WeChat pay の開設方法ですが、

 

① WeChat アカウントを取得

電話番号が必要ですが、日本の番号でも問題なく作れました

 

② WeChat pay をアクティベート

本来は中国の銀行口座が必要なのですが、外国人が持つのは年々厳しくなってるそうで、この方法は僕らは現実的ではありません。

 

よく他の方のブログ記事で言われてるのは、`既に WeChat pay を使っている人(主に現地の中国人)に現金を渡して同額だけ送金してもらう方法。詳しいやり方をまとめた記事を見つけたので、リンクを貼っておきます。

日本国内でWeChatPayを開設しお金をチャージする方法 - 中華ライフハック

 

もう一つはポケットチェンジという機械を使う方法。外貨のお釣りを電子マネーなどに交換できる画期的なサービスなんですが、この機械で WeChat アカウントにチャージすることができました。まあまあ手数料が取られますが、これが一番楽な方法かなぁと(笑)。機械も設置がどんどん進んでいて、成田以外の主要国際空港には既にあるみたいですね。こちらについてもリンクを。

【超簡単】日本円でWechatウォレットにチャージ出来た! - 中華ライフハック

 

僕は最初にポケットチェンジで実験的に1000円程度チャージしておき、現地で足りなくなった時に現地の人にお願いして送金してもらった形です。最初からポケットチェンジで十分にチャージすることもできたのですが、日本で開設したアカウントが現地で使えるかどうか不安だったので。ただ今回使えることが分かったので次回からはポケットチェンジで十分な額をチャージしていくつもりです。

 

以上、簡単ですが動画を交えた WeChat pay レビューでした!

 

ツイッター始めました!