アメリカの大絶景を眺めよう! 〜Amtrak鉄道旅〜 part. 3

Day 3
 
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12月5日。楽しみにしていたフラッグスタッフ駅は寝てる間に通過したようで、一切見ることが出来なかった。
 
そして深夜にも何時間か止まっていたようだ。昨日の遅れと合わせて8時間近くの遅れ。本来だったらちょうど起きた頃にはロサンゼルスユニオンステーションに着いている予定だったが、ロサンゼルスの「ロ」の字も見えない。ダウンタウンの高層街とは全くかけ離れた、アリゾナの地球の果てのような荒野を走っていた。
 
 
本来は提供されるはずのない、朝食と昼食を車内でとる。アムトラック側の都合ということなのか、追加料金などはもちろんなかった。こういう事態に備えて、もしかしたらプラス1日分の食事を予備に保管しているのかもしれない。
 
昨日のうちに車内探検もし、雄大な景色も十分に見た。スマホとビデオカメラにももうだいぶ収めた。最初はその凄さに感嘆してしまうのだが、なんせあまりにデカすぎるので、同じような景色が何時間も続き、最後らへんは正直飽きてくる(笑)。僕は今日に関してはあまり出歩くことなく、部屋に戻ってこれまでの旅の写真や動画を振り返ったりして時間を潰した。
 
それでも車内の様子はビデオに残しておきたいと思って、最後に出歩いたのがこれ!
 
 
昨日の大幅な遅れの影響で、僕は新たな不安がよぎっていた。アムトラック旅終了後の夜行バスの時間だ。実は到着後はロサンゼルスには泊まらずに、その日の夜のうちにサンフランシスコに向かう予定をしていて、夜行バスの予約も完了していた(車内でネットが使えるか不明だったため、乗車前に予約しなければならなかった)。予定通り到着すれば今日の午前8:15にロサンゼルスに着き、日中は軽くロサンゼルスをぶらぶら観光しようとも考えていた。遅れも想定して同日の最終時間帯の午後11:30発だとさすがに大丈夫だろうと思っていたが、それさえも危うくなってきたのだ。昨日の4時間近く停車してしまうような大型のものが今日も訪れたら確実に間に合わなくなる。ロサンゼルス観光は最悪無くなってもいいが、バスを乗り過ごすことは避けたい。ネット環境を確保しない限り次の予約も出来ないからだ(ロサンゼルスの駅には多分Wi-Fiは無いだろうと想定して)。
 
ちなみに話は逸れるが、僕がこの時使ったのはmegabusというバス。ヨーロッパでも運行されていて、セールの際はなんと$1で乗れることもある、バックパッカーには嬉しい破格のバス会社だ。僕も今回以外にイタリアとフランスで利用したことがある。安いながらもトイレ(紙もあるよ)、コンセント、Wi-Fi(弱いけど)が装備されているので、移動しながらスマホの充電もでき、ちょっとした調べ物もでき、最低限のインフラは整っている。
 
ホームページはこちら→ Welcome to megabus
 
(はい、話を戻しますすみません)
 
午後3:00くらいだっただろうか、また止まった。あたりには何もない線路のど真ん中で止まった。
 
「まじか...やめてくれ...」
 
幸い2時間くらいで進み始めた。もう2時間ぐらいの遅れが可愛く思えてしまう(感覚が完全に麻痺)。その後は、初日以来久々の快調な進行ぶり。
 
ロサンゼルスに到着したのは午後6:45。実に9時間半の遅れで到着した。既に暗くなっていたが、なんとか夜行バスには間に合うことができた。観光はできないので、夜メシだけ食べにリトルトーキョーまで歩く(夕食まではエキストラで提供されることはなかったので、かなり腹は減っていた笑)。
 
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約9時間45分遅れでロサンゼルスに到着 @ Los Angeles Union Station, Amtrak (2015.12.5)

 

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リトルトーキョーの、とあるカレー屋さんで食べた温玉のせキーマカレーとコーンスープ。日本食に飢えてたのもあって、特にコーンスープは身体に沁みた笑

 
 
ただ、いくらよく遅れるといってもこれほど遅れたのはさすがに稀なケースだと思う。逆方向(フラッグスタッフ→シカゴ)だが、たまたま同じ路線に乗車した経験のある友人は定刻でシカゴに到着していたと言っていた。
 
そして到着後にロサンゼルスをちょこっとぶらぶらして思ったが、遅れたのはかえってよかったかもしれない(笑)。定刻に着いていたら重いバックパックを15時間背負い続けながらロサンゼルスを回ることになっていた。それが5時間ほど(むしろ5時間でもバスをただただ待っているとめちゃ長かった笑)になったわけなので。
 
乗ってみた感想。めちゃくちゃ高いしめちゃくちゃ遅れたけど、日本ではまず見られないアメリカのデカさを体感できて、これだけ払った価値は十分見出せた。今回はルート66と同じコースを走るのが特徴のサウスウェストチーフ号だったが、次はロッキー山脈越えを果たすカリフォルニアゼファー号(California Zephyr)にも乗ってみたい。