ゆーてんのブログ

元東京外大生が、語学、旅、キャッシュレス、マイル、ポイントについて語るブログ

シンプルライフに到達するための3つのステップ(お金編) part. 3 【家計簿アプリとネットバンキング】

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はい、とりあえずお金編についてはあっという間に最終回となりました。ここまでの3つのステップを踏んだ後にはもう財布は必要無くなっていますよ(笑)

 

ここまでの過程で、

 

現金も持たなくなった!

ポイントカードも持たなくなった!!

 

(格段に身軽にはなったんだけどさ…)

 

すると、こういう不安を持ち始める方が出てくるかもしれません。

 

「現金が見えなくなると、自分が一体どこにどれだけかけているのかが分かりにくくない?使いすぎたという感覚も薄れて、お金の動きが把握しにくくなるやん…

 

確かにATMで1万円札を下ろした際、紙幣という実体が見えるからこそ「あっ自分は今これだけ大きな額を引き出したんだ。大切に使わないとな…」と認識することができます。可視化できるという点では現金は優れています。

 

では見えなくなったお金の動きはどう把握しよう?見えなくなったからこそ、管理するという意識が現金以上に大切になってきますね。

 

家計簿を思い付いた方もいらっしゃるかもしれません。書店でよく見るアレです。でも紙に記入するのはかなりの手間だし、そのためにレシートを集めて取っておくのも面倒です(T_T)

 

もうテクノロジーに任せましょう家計簿アプリというのがあります!

 

それが象さんのマークをしたMoneytreeと、Mの文字が書かれたMoneyForwardという2つのアプリ。

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本当は1つで十分なんでしょうけど、僕はあえて2つのアプリを使い分けています。それぞれの良さがあるので。

 

使い方はどちらも一緒で、最初に自分の銀行口座の預金情報(資産)とクレジットカード情報(負債)をリンクさせるだけです。もちろん銀行、クレカ共に対応していないものもあるので、そこだけ注意して下さい(あまりにマイナーな銀行とか)。

 

Moneytreeの良さ

・最初は毎回必ずパスワード入力を求められ、セキュリティーが高め

◎口座、カード、それぞれからの明細情報の反映が早い

棒グラフで可視化され分かりやすい

・ポイントカードの推移も確認できる

 

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最初のクレカをリンクさせる段階。例えばこのようにIDとパスワードを入力する。

 

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アプリ立ち上げ時に更新され、ここの数字が動いていく。

 

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同様にリンクすれば、ポイントカードの動きも見られる。

 

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全資産の推移、支出、現金入出金の3項目が棒グラフ化できる。いずれかの棒をタップすれば内訳も確認可能。

 

MoneyForwardの良さ

◎月々の支出が色分けされた円グラフに表示され、何にどれくらいの割合で費やしたのか、内訳が一瞬で分かる。

 

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明細取得後、このように勝手に計算し円グラフ化。こちらはあくまでお金の動きのみ。ポイントカードは非対応。明細取得も少しラグがある。

 

特に僕は上の◎部分がそれぞれの良さかなぁと思っているので、どちらも使っているという感じです。

 

ただし銀行口座の登録にあたっては、1点だけ事前にやるべきことがあります。それはインターネットバンキングに対応させることです。たいてい銀行では「〜ダイレクト」という名称になっています。例えばゆうちょ銀行だったら「ゆうちょダイレクト」みたいに。

 

インターネットバンキングとは、簡単に言うとクラウド(インターネット)を介して、自分の口座情報を共有させることです。今までだと自分の口座情報は通帳やキャッシュカードの中にあり、ATMを通してでしか情報を取り出すことができませんでした。なので収支を確認するためにはATMに行って記帳するしかなかったのです。家賃を振り込むのも同様に銀行に行って振り込むしかありませんでした。場所の制約(銀行が閉まるまでにしないといけないと言う点では時間の制約も)と移動の手間があったわけです。

ところがネットバンキングに対応させることで、クラウド経由で自分のスマホと自分の口座情報を共有できるようになり、送金作業や利用明細の確認(今まででいう記帳によるお金の把握作業)が「自分のスマホ上で」できるようになったのです。これで家賃も家にいながら振り込むことができます。海外にいようと関係ありません。旅先で家賃振り込めます(笑)。

 

イメージはこんな感じ

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アプリでお金の流れを把握するということは、つまり上記のようにスマホ上で利用明細を確認するということなので、ネットバンキングの登録が必要だというわけなんですね。

同時にスマホで明細が確認できる(カード決済すればより具体的に記録される)ということは、これでレシートを受け取る必要も無くなります。レシートからの解放お金の流れの把握作業からの解放が達成できるというわけです。

 

現金、ポイントカード、レシートのいずれも持つ必要が無くなれば、もう財布に入れるものはありません。カードが2~3枚入るスペースだけで十分です。ポケットやバッグの中も軽くなりますね。

 

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僕の場合、iPhoneケースのカード部分(笑)

 

以上、3回に分けてお金の超効率化、ウォレットレス化についてお伝えしてきました。しかし僕が伝えたいことは実はもう一つあります。

 

これらによって生じた最大の変化は、ATMに行く必要が無くなったこと。それによって新たな時間の創出が実現しました。これはあくまで一例ですが、このように今までなんとなく費やしてた時間を削り、新しく時間を「生み出す」ことで、本当に自分がかけたいと思っているところ(好きなことに夢中になっている時とか)や本来かけるべきところ(どうしても人の手でしかなし得ない仕事とか)に十分な時間を回すことができます。実際にやってみたら僕自身も驚くほど時間ができました。

 

皆さんも是非試してみて下さい!

 

 

シンプルライフに到達するまでの3つのステップ(お金編) part. 2 【モバイルカード化】

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※ちょっとだけ題名を変更しました。part.1を投稿してからよくよく考えてみたら、この3つのステップって主に財布をシンプルにする(そしていずれは所持すらしない笑)ことを目的にしてる記事になりそうやなぁと思ったので。

 

前回は、カード決済のメリットについてお話ししました。アクセス解析見てみたら今までのブログの中で一番PV回数が伸びた(そして現在進行形)記事となっており、やはり多くの方が関心持っている事項なのかなぁと思いました。

 

前回の内容を一言で言うと、現金からの解放。

第2回目はこの言い方に倣うと、ポイントカードからの解放。これについてお話しします。

 

皆さんポイントカードはお持ちですか?おそらくほとんどの方が1枚や2枚は持ってるのではないでしょうか?今の時代、実にいろんなポイントカードが世の中にあり、中には何枚も持っている方もいらっしゃるかもしれません。

 

ではそれらのカード、どのように管理していますか?

 

「えっ、普通に財布のカード入れに入れてるよ」

 

こう答える方がほとんどだと思います。

 

昔は僕もこうでした。ってかこれが普通だと。おかしいとも思わなかった。しかしスマホユーザーに対してはもっとスマートな管理方法がありました。

 

モバイルカード化です。

 

どういうことかというと、ポイントカードアプリをダウンロードして、それと今持ってるカード情報をリンクさせることで、いわゆるプラスチックのカードをデジタル化することができます。そうすることで今までのプラスチック状のカードそのものはもう持ち歩かなくて済むし、カードを忘れてポイント付けられなかったという事態も無くなりますスマホ自体を忘れてしまったらどうしようもないですが、スマホは絶対忘れないでしょう(笑)。

 

もちろんアプリ化してないポイントカードもありますが、有名どころのカードはほとんどアプリ化に対応しています。できるやつだけでもモバイルカード化すれば、それだけでも全然違います。財布がスッキリします。

 

僕がモバイルカード化してるカードは、楽天ポイントカードTカード東急ポイントカードPontaカード(ローソンのポイントプログラム)、dカード(ドコモのポイントプログラム)、nanacoカード(※アプリではないが、ウェブで管理)の6枚です。

nanacoカードのアプリはなぜかandroidOSでしか提供してなくて、iPhone用のアプリが無いのがマジで謎(笑)

 

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それでは具体的にどういう感じになっているのか、Tカードを例に見てみましょう!

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アプリ立ち上げたら、最初こんな画面。「Tポイント貯まるよ!」って広告的なのがいっぱい(笑)。右下にある「モバイルTカード」をタップ。

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するとこんな画面に。このバーコードの部分を「ピッ」ってすることで、今までのプラスチックカードの黒色の磁気部分に登録されている情報を読み取れる仕組み。

 

モバイルカード化の仕方については基本的にどれも同じような流れで、

①アプリをダウンロード

②カードに書かれた会員番号を入力

③ログインIDとパスワードを設定

④完了

ってな感じです。

 

 前回とは対照的に今回はシンプルにお伝えしました。次回(一応お金編は最終回)は、レシートからの解放お金の流れの把握作業からの解放についてお伝えしたいと思います!

 

※今日たまたま LINE NEWS を開いたら、昨日の記事に関連するタイムリーなニュースを見つけました。こうやってフィンテックの動きが加速していけば、どんどんキャッシュレス社会に近づいていくね。

www.sankei.com

 

シンプルライフに到達するまでの3つのステップ part. 1 【LINE pay カード】

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最近、完全にキャッシュレス化したり、ポイントカードをアプリで管理しているという話を発信していたら、「どうやってするの?」とか「自分もしてみようかなぁ」とか結構興味を持ってくれている方が出てきて、みんな気にはなってんのかなぁと感じるようになりました。

ということで、どういう風にたどり着いたのかを紹介していこうかなぁと思いました!

 

キーワードは、LINE pay カードモバイルカード化家計簿アプリインターネットバンキング。

 

まず初めにタイトルにもある、僕にとっての「シンプルライフの定義について。

 ・自分にとって不必要なモノや時間を見極め、減らす

・これ以上モノを増やさない

・インターネットとテクノロジーを使って超効率化し、ムダを徹底的に省く

 この3つの総体が僕にとっての「シンプルライフ」です。

 

次に、「シンプルライフ」のメリットをご紹介します。

 

モノを減らすことで得られるメリット

お金が浮く。当然です。モノを買うためにはお金が必要だからです。浮いたお金でもっと自分の好きなところに使えます。

また今までモノに費やしていた分のお金が要らなくなるということで、以前ほど働かなくてよくなるという考え方もできます。そうすると時間が生まれます。休むのも良し、遊ぶのも良し。

そしてモノがないからスペースが生まれます。小さな家でも事足りるようになります。結果、家の大きさに比例して当然ながら家賃も下がり、固定費を削れます。そうすればさらにお金が浮きます。お金が浮けば、時間もさらに生まれます。

時間に余裕を持てれば、閑散期に旅に行けるのもいいですね。重要なメリットだと思います。

 

現金を持たないことで得られるメリット

財布を持たずに済む。持たなければ紛失することも無くなる。現金自体の盗難も未然に防げる。

 

いくつか挙げてみました。

 

 

はい、簡単に前置きをしたところで、実際に具体的なステップに入って行きましょう。今回はその1つである、LINE pay カード についてご紹介したいと思います。

 

どういうものなのか、というのはホームページのリンクを貼っておきますので、それを参照して下さい。具体的に僕が述べたいのは、このカードのメリットと、これによってどういう問題が解決するか、という点です。

 

line.me

 

LINE pay カード のメリット

 

①お金の使いすぎが起きない

見た目はクレジットカードのようですが、本質はあくまでプリペイドカードなので、カードだけ持ってても何も使えません。お金をチャージして初めて機能を発揮します。原理はsuicapasmoと一緒です。そしてチャージした分だけしか使えません。カードのメリットは分かるんだけど、クレジットカードだと後払いってのがどうしても抵抗あるんだよね…って方もこれだと不安要素は無いでしょう。

※逆をいうとチャージすればいくらでも使える(厳密には限度額があるのですが、普段の買い物程度だと全く気にする必要が無いくらい大きいです)ということなのですが、これはこれで捉え方によってはメリットになり得ます。例えばクレジットカードの場合、どうしても限度額というものがあって、いくら口座にいっぱいお金を持っていたとしても、限度額以上は使えません。なので大きめの買い物(「限度額 < 購入予定額」になる場合)にはちょっと不便ですね。

 

②年会費無料、審査も無い

つまり作るの自体は無料です。年齢制限もありません。唯一条件があるとすれば、LINEユーザーであること、これだけです。最初のカード申し込みもホントに1分ほどの簡単な入力で出来ちゃいます。

 

③「銀行口座」というチャージ方法

LINE pay カード のチャージ方法はいくつかあるのですが、そのうちの一つ「銀行口座」というのが一番便利だと思います。自分の銀行口座とカードをリンクさせて、振替をする方法です。スマホの画面上で、チャージしたい金額を入れて「チャージ」ボタンを押せば、その瞬間にチャージが完了します。チャージ自体に手数料は取られません。

 

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最初の画面。まずはじめに「チャージ」をタップ。

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チャージ方法が6種類出てくるので、一番上の「銀行口座」をタップ。

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リンクした銀行口座が出てきます。僕はゆうちょ銀行なので、これをタップ。口座を複数登録するのも可みたいやね。

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するとこういう画面に。100円単位で設定可能。試しに3000円チャージしてみます。

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下の緑色の「チャージ」をタップ。この後、6桁のパスワード(利用開始手続きの際に決めます)を入力します。指紋認証も登録すれば可能。

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すぐに3000円チャージされました。通知(左上)もすぐに届きます。この瞬間に口座からも振替がされます。インターネットさえ繋がっていれば、いつでもどこででもチャージできます。このデモンストレーションもATMが閉まってしまった時間帯に自宅で行いました。

 

はい、ではこの機能の何が凄いのかというと、まずATMに行く必要が無くなります。そしてコンビニで手数料を払ってまでお金を引き出すという必要も無くなります。これがキャッシュレスを可能とする最大のポイントですね!

 

「(単純に)お金を下ろす時間が無かった…」

 

「(夜遅くに)今お金が必要なんだけど、ATMは閉まっちゃった。コンビニは手数料がかかるけど、それしかないなぁ、しょうがない…(※もしくは友達に借りるしかないけど、次いつ会えるかなぁ、返せるかどうか分からないわ…)」

 

「(食事や買い物の途中で気付き、)あっ、お金足りないわ、ちょっとだけ席外していい?ごめん、下ろしてくるわ」

 

「コンビニの方が近いんだけど、手数料かかるのが嫌だから、チャリ漕いででも向こうのATM行こう…」

 

こんな事態を経験したことありませんか?その際、もしその場でスマホ立ち上げて10秒でチャージできたとしたら、これほどスマートなことは無いと思います。わざわざATMに行っていた手間と時間、コンビニで払ってた手数料、ムダですその時間をもっと自分の使いたい部分に当てることができるのです。勉強や仕事だったらその作業に、食事中だったら一緒に食事をする友達との会話に。

 

※ちなみにこの LINE pay カード はLINEの友達同士では割り勘することもできます(お互いに LINE pay を登録していることが前提)。次会う機会が無くても、LINE上で返すことができるのもいいですね。

 

④ポイント還元率が2%の驚愕レート

補足説明すると、2%還元というのは、100円の購入で2ポイント付与されるという意味です。一般にカード決済をすれば、カード会社から何%かポイントの還元が行われます。世の中非常に多くのカードがあり、LINE pay カード 以外でも2%還元のカードはもしかしたらあるのかもしれませんが、基本的に還元率の良さは年会費に比例します。つまり2%のカードがあるとしたら、それはゴールドやプラチナ、ブラックカード級の年会費が高いカードでしょう。

それに対して、LINE pay カード は②でも述べたように、年会費無料です。お金かからないのにポイントはもらえる、しかも2%も!というのは、もう最強としか言いようがありません。

貯めたポイントはそのままカードにチャージしてお金として使う、LINEコインに変換して有料スタンプを買う、別のポイントやマイルに変換する、というように様々な使い道があります。マイルへの変換も、クレジットカード決済で貯めるよりもおトクなレートで交換することができるのに気付きました。

 

課金せずに有料LINEスタンプを買う方法!!

 例えば100LINEコインのスタンプで考えてみましょう。

 レートはこちら。

200LINEポイント=100LINEコイン

 200LINEポイント集めるには10000円の決済が必要だということですね。

10000円くらいでしたら、ポイントを貯めるために爆買いというような必要以上の努力(つまり無駄遣い)をしなくても、普段の何気ない買い物(食費とか消耗品とか)で、1ヶ月で10000円くらいは到達すると思います。同じ10000円の買い物を、諭吉の紙ではなく、LINE pay カード 経由で決済することで、たった1ヶ月で200不労LINEポイントが貯まり、月1回の頻度でスタンプが買えちゃう計算になります。スタンプのために課金するのはもったいないですね。

 

⑤ネットショップでの買い物もできる

eコマースの時代です。アマゾンや楽天市場、ヤフーショッピングで買い物する際も、クレジットカードの感覚で支払い情報の欄に自分の LINE pay カード 情報を入力すれば決済できます。さらに LINE pay カード でネットショッピングで買い物すれば、LINEポイントはもちろん、ネットショッピングを運営している会社のポイント(楽天市場だったら楽天スーパーポイント、ヤフーショッピングだったらTポイント)も付与されるという、ポイントの2重取りなんかもできます。

 

 

実際使ってみてメリットの方が圧倒的にデカイんですが、デメリットもいくつか感じました。

 

①カードブランドはJCBのみ

海外ではVISAやMasterCardが主流なので、なかなか通用しにくいかなぁと思います。ICチップも非搭載なので、この点でも海外は不向きかなぁと思います。専ら国内での買い物で!と割り切ると良いですね。

 

②ポイント付与のタイミング

クレジットカードのポイントはある一定日(だいたいその月の15日締めが多い)までの総額に対して付与されますが、LINE pay カード 決済時のポイント付与は、決済したその都度その都度で付与されます。LINE pay カード は100円で2ポイントが還元される、という話は先に述べました。ただこれは199円でも2ポイントという意味で、100円未満の数字は切り捨てられてしまいます。総額だとこの99円分も活きてきますが、その都度その都度だと切り捨てられるだけなので、こういう金額での買い物が続くとちょっともったいない気分になる方もいるかもしれませんね。

 

③…っていってもまだまだ現金主義な日本

これ、結構デカイです(笑)。国内メインで使いたいのに、国内はむしろ現金払いのみのところがかなり多いです。だからキャッシュレスに移行しても、まだまだ安心は出来ないんですよね…。こればっかりはすぐにどうこうできることではないので、カードが使える場所を選んでおく必要があります。現金払いにしか対応してないけど、どうしてもここは行きたい!ってな場所がある場合はもう現金を持っていくしかないです…。

 

 

以上です。このカードのメリットについて、少しでも共有できたら幸いです。

 

次回は2つ目のステップであるモバイルカード化について紹介したいと思っています!

Hindi for backpackers 始めます。

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皆さんこんにちは。旅関連のブログ書いてるゆーてんです。

 

これまでの僕の記事でも何度か取り上げている卒業旅行でインドに行った時の話。

 

日本人がインドに旅行しに行ったあと、よく聞かれるお土産話に「ぼったくられた」というのがあります。地球の歩き方でも、十分に対策を練るように喚起されていますよね笑

 

「インドはそういう国だからしょうがない」というところで終わらせたくなかったので、僕は「なんで日本人はぼったくりに会うケースが多いのだろう?」と考えてみました。

 

僕自身大学でインドの公用語であるヒンディー語を専攻するようになってからインドに関心を持ち、インド自体にも3回行ったことがあります。ぼったくりにも何回か会いました(今さら嘆いてもしょうがないので、今はもうこれも貴重な経験料かなとポジティブに捉えていますが笑)。

 

ついこの間卒業旅行でインドに行ったのが3回目でその時はもう会わなかったのですが、日本人宿を巡っていると初めてインドに来られた方たちの中にはやはりぼったくりにあった方もいたようです。

 

※ もちろんインド人全員に当てはまるわけではありません。ほんの一部の人たちで、この点結構誤解されるのですが、大部分は親切な人たちです。ここはしっかり強調しておきます。

 

そこで楽しいインド旅がこういうマイナスな思いで台無しになるのは悲しいと思い、僕がたどり着いた結論は、ズバリ、現地の言語を知ること。要するに現地の人との値段交渉が上手くいかなかったがゆえに「言ってることと違うやん!」っていう流れになっちゃってるんだと思うんです。

 

 

はい、そこで今日から僕は

インドを旅しようと考えてる日本人バックパッカーの方々向けの、「現地人に押されない!値段交渉に打ち勝つヒンディー講座」

をテーマに動画を作って行きたいと思っています。

看板が読めるように、文字の学習は行いますが、堅苦しい文法事項は一切扱いません。気楽に動画をチェックして頂けたらと思っています。

 

注. 主に北インドバックパッカー間での有名どころとして、デリー、アーグラー、ジャイプルジョードプルジャイサルメール、バラナシ、カジュラーホー、リシュケシュ、ハリドワールあたり。インドでは非常に多様な言語が話されており、ヒンディーはあくまで北インドで話されている言語であることから。

 

 


Hindi for backpackers opening movie

 

こんな動画を配信していきます。

 

 

僕が実際にヒンディーを使ってみて感じた、ヒンディー語を知るメリットをいくつか。

 

①騙されにくくなる

→英語を話せる外国人観光客はたくさんいます。でもヒンディー語喋れる外国人はほとんどいません。「ヒンディー喋れるって、何かしらインドについて勉強してるやつなんやな。少なくともインド素人外国人観光客ではないな…」というふうに相手に思わせることができます。したがって外国人目当てのぼったくりに会う確率が格段に下がります。だってヒンディーまで分かられたら仲間とこっそり策略立てることもできなくなりますから笑

僕が大学でヒンディーを専攻していると言うと、ほぼ100%「えっなんで?」って聞かれますが、正直言うと、そもそも微塵も志望していませんでした(なので大学で何してるの?って質問は一番苦痛だった)。ただ学んでみて良かったことというのはあって、それがまさにここなんです。あっ、「ヒンディー知ってたらこんなに現地人からの見られ方が違ってくるんや!」って自分自身も驚きでした。

 

②値段交渉力を持てる

→インドで何か買う際は自分たちで値段交渉をしていくパターンが非常に多いです。買う側がモノやサービスの価値を決めていきます。ここでぼったくりを仕掛けてくるのは、向こうが「外国人はどうせ相場を知らないでしょ」と思っているからです。①にも繋がりますが、ヒンディーが喋れることで、素人と思われなくなり、「あっコイツはふっかけたらバレるかもしれんな」と思わせることが出来ます。例えば向こうでタクシーやリキシャーに乗る際は必ず事前に値段交渉をしてから乗るのはもう鉄則ですね。日本の感覚でメーターがある訳ではないので、交渉せずに乗ったら降車時にいくら提示されるか分かりません。そしてリキシャーワーラー(リキシャーの運転手)たちは現地の言語しか喋れない人もかなり多いです。

 

③現地の人たちとより親しくなれる

→ぼったくりとは直接関係無いのですが、とても重要なことかなぁと思います。やはり地元の人たちも英語よりも自分たちの言語を理解してくれる人に対してはより親近感が湧くものです。僕自身も例えば屋台で「これ1つちょうだい」ってヒンディーで伝えると、「ヒンディー喋れんだね!!」って笑顔になります。逆の立場で考えてみても、例えば福岡の人は標準語喋れる外国人よりも博多弁喋れる外国人の方が「おっ!」ってなります当然(笑)

そもそも彼らが初めて僕たちを見た際は大体「チャイナ?」って思っています。「ジャパン」って返した時点で既に好印象に映るんですが、ヒンディーもできればさらに好感度が増します。

 

④何屋さんなのかが分かる

→屋台の看板、メニュー表はもはやヒンディーでしか書かれていません。またこの電車は◯◯行きってのも表示を見て理解することができます。

 

 

フェイスブックページも作成したので、もし良かったらこちらも合わせてご覧ください!

https://m.facebook.com/Hindi-for-Backpackers-378379159188709/

 

 

きちんと交渉力を持って、もっと快適にインドを旅しましょう!それでは!ピルミレーンゲー!

(ヒンディー語で「また会いましょう!」の意味です)

 

全てが集約! Google Trips というサービスが最強すぎる!

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はい、ゆーてんです。

 

またまた旅関連の内容です。久々にブログ更新します!

 

つい先週、6月という激閑散期にバンコクに5日間の一人旅行ってきました。その時の話。

 

適当にアップルストアを漁ってたらたまたま見つけたアプリなんですが、これが非常に旅に役立ちそうなものすごいアプリだったのでご紹介したいと思います!

 

それが、Google Trips です。

 

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旅行する際、飛行機、鉄道、バス、ホステル等、今はもうウェブで予約しますよね。その際に共通して絶対に入力しないといけない事項の一つに自身のメールアドレスがあります。

 

直接的な目的は予約確認書を送付するためなのですが、Google Trips はそれを上手く利用して、Gmailのアカウントで予約した旅程を一挙に集約してくれるサービスです。もう自分で行程表をまとめる必要がありません。

 

(なんだそういうことか…)

 

いや、もちろんメリットはこれだけではありません!ここからが自分自身がすごいなぁと思った機能です。

 

Google Trips は現地での詳しい交通手段といった、現地でのお役立ち情報なんかも教えてくれます。さらに、おすすめ観光地、おすすめレストランなんかも提案してくれます。当然グーグルマップとも同期されるので、行きたいところもすぐに分かります。

 

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全部で7項目。オフラインでも使える!

 

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Reservations のところに全ての予約事項が集積

 

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Things to do のところでは、おすすめ事項をジャンル別に提案してくれる

 

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地図も同時に表示され、場所が一目瞭然

 

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 ここに表示させるには、グーグルマップで⭐️マークを付けて保存します。

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Getting around のところで、現地の交通手段が分かりやすく記載

 

 

 日本語表記ではない点があれなんですが、英語さえ読めればもう紙のガイドブックも必要無くなりますね、荷物がスッキリします 笑

  

 

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俺の世界一周中の記録も残されてた 笑

 

 

以上です!(今回はあっさり 笑)

 

Gmailアカウントをお持ちの方は是非使ってみて下さい!

 

get.google.com

アメリカの大絶景を眺めよう! 〜Amtrak鉄道旅〜 part. 3

Day 3
 
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12月5日。楽しみにしていたフラッグスタッフ駅は寝てる間に通過したようで、一切見ることが出来なかった。
 
そして深夜にも何時間か止まっていたようだ。昨日の遅れと合わせて8時間近くの遅れ。本来だったらちょうど起きた頃にはロサンゼルスユニオンステーションに着いている予定だったが、ロサンゼルスの「ロ」の字も見えない。ダウンタウンの高層街とは全くかけ離れた、アリゾナの地球の果てのような荒野を走っていた。
 
 
本来は提供されるはずのない、朝食と昼食を車内でとる。アムトラック側の都合ということなのか、追加料金などはもちろんなかった。こういう事態に備えて、もしかしたらプラス1日分の食事を予備に保管しているのかもしれない。
 
昨日のうちに車内探検もし、雄大な景色も十分に見た。スマホとビデオカメラにももうだいぶ収めた。最初はその凄さに感嘆してしまうのだが、なんせあまりにデカすぎるので、同じような景色が何時間も続き、最後らへんは正直飽きてくる(笑)。僕は今日に関してはあまり出歩くことなく、部屋に戻ってこれまでの旅の写真や動画を振り返ったりして時間を潰した。
 
それでも車内の様子はビデオに残しておきたいと思って、最後に出歩いたのがこれ!
 
 
昨日の大幅な遅れの影響で、僕は新たな不安がよぎっていた。アムトラック旅終了後の夜行バスの時間だ。実は到着後はロサンゼルスには泊まらずに、その日の夜のうちにサンフランシスコに向かう予定をしていて、夜行バスの予約も完了していた(車内でネットが使えるか不明だったため、乗車前に予約しなければならなかった)。予定通り到着すれば今日の午前8:15にロサンゼルスに着き、日中は軽くロサンゼルスをぶらぶら観光しようとも考えていた。遅れも想定して同日の最終時間帯の午後11:30発だとさすがに大丈夫だろうと思っていたが、それさえも危うくなってきたのだ。昨日の4時間近く停車してしまうような大型のものが今日も訪れたら確実に間に合わなくなる。ロサンゼルス観光は最悪無くなってもいいが、バスを乗り過ごすことは避けたい。ネット環境を確保しない限り次の予約も出来ないからだ(ロサンゼルスの駅には多分Wi-Fiは無いだろうと想定して)。
 
ちなみに話は逸れるが、僕がこの時使ったのはmegabusというバス。ヨーロッパでも運行されていて、セールの際はなんと$1で乗れることもある、バックパッカーには嬉しい破格のバス会社だ。僕も今回以外にイタリアとフランスで利用したことがある。安いながらもトイレ(紙もあるよ)、コンセント、Wi-Fi(弱いけど)が装備されているので、移動しながらスマホの充電もでき、ちょっとした調べ物もでき、最低限のインフラは整っている。
 
ホームページはこちら→ Welcome to megabus
 
(はい、話を戻しますすみません)
 
午後3:00くらいだっただろうか、また止まった。あたりには何もない線路のど真ん中で止まった。
 
「まじか...やめてくれ...」
 
幸い2時間くらいで進み始めた。もう2時間ぐらいの遅れが可愛く思えてしまう(感覚が完全に麻痺)。その後は、初日以来久々の快調な進行ぶり。
 
ロサンゼルスに到着したのは午後6:45。実に9時間半の遅れで到着した。既に暗くなっていたが、なんとか夜行バスには間に合うことができた。観光はできないので、夜メシだけ食べにリトルトーキョーまで歩く(夕食まではエキストラで提供されることはなかったので、かなり腹は減っていた笑)。
 
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約9時間45分遅れでロサンゼルスに到着 @ Los Angeles Union Station, Amtrak (2015.12.5)

 

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リトルトーキョーの、とあるカレー屋さんで食べた温玉のせキーマカレーとコーンスープ。日本食に飢えてたのもあって、特にコーンスープは身体に沁みた笑

 
 
ただ、いくらよく遅れるといってもこれほど遅れたのはさすがに稀なケースだと思う。逆方向(フラッグスタッフ→シカゴ)だが、たまたま同じ路線に乗車した経験のある友人は定刻でシカゴに到着していたと言っていた。
 
そして到着後にロサンゼルスをちょこっとぶらぶらして思ったが、遅れたのはかえってよかったかもしれない(笑)。定刻に着いていたら重いバックパックを15時間背負い続けながらロサンゼルスを回ることになっていた。それが5時間ほど(むしろ5時間でもバスをただただ待っているとめちゃ長かった笑)になったわけなので。
 
乗ってみた感想。めちゃくちゃ高いしめちゃくちゃ遅れたけど、日本ではまず見られないアメリカのデカさを体感できて、これだけ払った価値は十分見出せた。今回はルート66と同じコースを走るのが特徴のサウスウェストチーフ号だったが、次はロッキー山脈越えを果たすカリフォルニアゼファー号(California Zephyr)にも乗ってみたい。

アメリカの大絶景を眺めよう! 〜Amtrak鉄道旅〜 part. 2

Day 2
 
12月4日。朝食の案内放送とともに目が覚めた。車中泊ながら、揺れはあまり感じることなく結構ぐっすり眠れた。窓からは荒野が果てしなく広がっているのが見える。グーグルマップで確認すると、コロラド州を走っているみたいだ。遅れは無く、依然として順調に進んでいる。このまま遅れなければ、夕方頃にはニューメキシコ州アルバカーキに停車し、そこから先はあのルート66とほぼ同じコースを通っていく予定で、この日が一番楽しみにしていた。
 
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朝食
 
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昼はハンバーガーが食べれる
 
ネットは繋がらないので、じっとしてても特にやることがない。この日は終日乗車しているということで、せっかくなので、車内探検に出かけた。そしてもっとじっくり景色を見たいということで、昼過ぎには展望車にも行ってきた。
 
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コーチシート。それでも前後の席の間隔は結構広め。
 
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売店。食事が含まれてない人はここで調達するか、事前に持ち込むか、長時間停車の際にササっと外出して買ってくるか。
 
展望車には既に多くの他の乗客が座っており、写真を撮ったり、談笑したり、中には飲み物片手にテーブルにうつ伏せになって寝ている人もいて、それぞれが思い思いにくつろいでいた。やはり大絶景を近くで見たいという欲求は誰もが共通しているようだ。僕も相席ながら席を確保。席にはコンセントが付いており、景色を眺めている間にスマホも充電できるというのがまた良い。
 
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展望車
 
車窓からの景色は、草原、沙漠、岩肌、メサ(長年の侵食を経て、岩石の中心部の硬い部分が取り残された地形)と、実に様々な地形が姿を現し、そのどれもが大規模なので、景色自体は緩やかに移り変わっていく。中にはディズニーランドにあるビッグサンダーマウンテンのような岩肌の景色も見られ、ふわっと「これをイメージして作られたのかな」という思いがこみ上げた(本当かどうかは分からないが笑)。
 
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午後1:00くらいだっただろうか、急に中途半端な場所で停車した。最初は何かちょっと調子が悪くなっただけで大したことなくすぐに動き出すかと思っていたが、なかなか進まない。2時間3時間経っても動かない。なんで停車しているのかも特に車内アナウンスがあるわけでもない。
 
「これがネットで見た、アムトラックはよく遅れるってやつか...」
 
約4時間半後にようやく出発した。どこかで「まぁ遅れないっしょ」って気持ちがあったが、本当に起こるとはね…。しかも時間が、例えば日本でよく起こる人身事故での10~20分程度の遅れとかの規模じゃないし。改めて日本の定時率の高さに感心した。
 
アルバカーキには午後8:00くらいに到着した。あたりはとっくに日が沈んで暗くなっていたため、街を見に行くことはできなかった。遅れたことでいつここに着くか分からない状況だったが、なんとか起きてる時間帯にアルバカーキには到着したので、再出発後は部屋に戻り、横になった。「これだと次のフラッグスタッフは寝てる間に通り過ぎちゃうかもな...」と思いながら。
 
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アルバカーキ駅。明るいうちに見たかったやつ。駅舎のマークがグレイハウンドバスのマークにしか見えない(何か関係あるのかな笑)
 
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ホームでは現地の人(多分)がアクセサリーなど雑貨を売っていた。