ゆーてんのブログ

元東京外大生が、語学、旅、キャッシュレス、マイル、ポイントについて語るブログ

中国の三亜と深センでシェアサイクルmobikeを使ってみた

f:id:yuuuu7en:20180325131717j:image

 

皆さんこんにちは、中国旅行帰りのゆーてん(@yuuuu7en)です。

 

前回の投稿 WeChat pay に続き、もう一つ気になってたのがこのmobikeというシェアサイクル。実際乗ってみると、めちゃめちゃ便利だったんですよね。効率的な移動ができました。

 

驚くべき特徴が、どこでも乗り捨て可能な点、30分でたった1元(16円くらい)しかかからない点、キャッシュレスで利用可能な点。

 

簡単な説明をすると、施錠部かハンドルの真ん中にあるQRコードスマホで読み取って解錠し、使用後は再びロックすれば終了。そこまでの使用時間で料金が決定し、mobikeアカウントに事前に登録したクレジットカードでチャージした残高に請求されるという仕組みです。

 

今回三亜と深センで実際に使ってきたので、そのレビューとともに使用方法なんかもご紹介出来たらと思っています。

 

 

👉 事前準備

 

① mobikeアカウント(スマホアプリ)の取得

f:id:yuuuu7en:20180325145801j:image

実は日本でもサービスが開始されており、そのおかげか日本の電話番号でも難なくアカウント開設可能でした。

自転車シェア中国「モバイク」、日本で10カ所展開へ :日本経済新聞

 

② クレジットカード登録

 

デポジットを支払う

金額は500円。ネットで3000円という情報もあったのですが僕が登録した時は500円になっていました。変更されたのかもしれないですね。デポジットはいつでも返金可能です。

 

あとはアカウントにお金をチャージすると無事にmobikeが使えるようになります。

 

 

👉 アプリの見方

 

f:id:yuuuu7en:20180325135947p:image

アプリを立ち上げると最初はこんな画面に。mobikeが近くにあるかどうかが分かってしまうのはすごいですね。その場で「あっすぐあるやん!」とか「うぇ…ちょっと歩かんと無いやん…」のような判断が可能。左上の人間のマークをタップすると、

 

f:id:yuuuu7en:20180325140146j:image

アカウント情報が。一番上の「Myウォレット」をタップすると、

 

f:id:yuuuu7en:20180325140257p:image

デポジットは払い戻し可能。上の「チャージ」をタップすると、

 

f:id:yuuuu7en:20180325140342p:image

500円、1000円、2000円、5000円の中からチャージしたい金額を選択。30分乗っても1元しかかからないことを考えると、500円のチャージで十分だと思います。僕も旅行期間中は500円チャージして16回も乗っていますが、結局まだ287円も残っている状態です(笑)。もちろん足りなくなったらその都度チャージしていけば良いので。

 

f:id:yuuuu7en:20180325141011p:image

ちなみに写真2枚目の「ライド履歴」のところに、いつ何分間乗っていくらだったのかが記録されています。さらに個々にタップすると、

 

f:id:yuuuu7en:20180325141246j:image

試しに3/7分をタップしてみました。地図付きでどこからどこまで、何km、何分間、さらにはCO2排出削減量、カロリー消費量までが詳細に記録されています

 

f:id:yuuuu7en:20180325164902p:image

ちなみにmobikeは利用状況でその人が優良なユーザーかを数値化するシステムがあります。初回登録時は550。例えば変なところに停めたりといったことをすると、この数値が下がっていくみたいです。事前準備の2枚目の写真上部の「マイスコア」をタップすると、この画面になります。

 

f:id:yuuuu7en:20180325165538j:image

たしかに指定の駐輪エリアがありました。こういうところに停めるとスコアは上がっていくのかもしれないですね。

 

 

 

👉 使用方法

 

① mobikeを見つける

最初の画面を頼りに探してみましょう。至るところにあるので、意識しなくても案外簡単に見つけられます。

 

スマホを使って解錠する

f:id:yuuuu7en:20180325135947p:image

最初の画面の下にある「ロック解錠」をタップすると、QRコードを読み取る画面に飛びます。

 


f:id:yuuuu7en:20180325162414j:image

かざして解錠します。読み取りもスムーズでした。読み取り後に自動でガチャン!と解錠される様子が最初は不思議に思ってしまいます。自転車に触れたりといった物理的な接触を一切していないわけなので。

 

※ 注意点!

中にはQRコードが剥ぎ取られてたり、潰れてたりする自転車もありますQRコードを読み取れない限り解錠は不可能(つまり使えない)ので、その際は別を当たりましょう。

また読み取りはできるけど、サドルの高さが合わなかったり、ギアが機能してなかったりとハズレな自転車(笑)もあるので、解錠前にペダルを踏んでみたりして簡単なチェックをすることをおすすめします。僕は1回だけギアがすぐ外れてしまうやつに当たってしまい、運転が怖かった経験をしました 笑

 

③ 乗る

 

④ 終わったら普通に手で施錠する

f:id:yuuuu7en:20180325145110j:image

施錠するとピピピッ!という音が鳴ります。まもなくスマホに利用情報が通知されます。料金は即時にチャージ残高から引き落とされます。

この写真のQRコードスマホをかざすと読み取られる可能性があるのでくれぐれもかざさないで下さい!

 

f:id:yuuuu7en:20180325150054p:image

こんな通知が届きます。

 

これで終わり、手順はすごく単純です!

 

 

👉 使ってみた感想

まず第一印象はコスパ良すぎます!(笑)。路線バスや地下鉄でも2元から乗れますが、それをも凌いでますね。もちろん渋滞とかも起こりません。使えないのは雨の日くらいですかね(笑)。

個人的には「30分以内で行けそう、でも歩きはしんどいかなぁ」くらいの距離ならまさにmobikeはピッタリだと思いました。30分以上でも1時間までだと2元。自転車で1時間あれば大抵のところは行けます。どこでも乗り捨て可能なので、また元に戻さないといけないという心配もありません。

スマホが無いと解錠できないので当然スマホは必須です。スマホの充電に関しては最悪解錠する時点で電池が持っていれば大丈夫です。走行以降なら電池が切れても問題ありません。

ただ都市によっては立体交差点が多く横断歩道が無い場合もあるかもしれません。徒歩だと地下鉄駅に降りて地下道から渡る手がありますが、自転車はそれができないので、横断歩道があるところまで遠回りするか、泣く泣く徒歩に切り替えるかする必要があります。深センの中心部は立体交差点が多く、大通りを横切るような移動では使いにくいかもしれないですね。

 

f:id:yuuuu7en:20180325165958p:image

ここは立体交差点ではありませんが、このように間に柵や植木が挟んである大通りが深センは多いです。

 

f:id:yuuuu7en:20180325170122p:image

結局200m先の横断歩道まで遠回りして渡りました。この時間ロスも地味にデカい。

 

以上、長くなりましたがmobikeのレビューでした!次中国に行く際も必ず使います!

 

ツイッター始めました!