ゆーてんのブログ

元東京外大生が、語学、旅、キャッシュレス、マイル、ポイントについて語るブログ

アメリカ編【勝手に世界一周振り返り】初めて「暮らすように」旅した場所

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僕の世界一周の中で最後の国(※)だったアメリカ。最も楽しみにしていた国の1つだったアメリカ。これまでの海外経験の中で最も渡航回数の多いアメリカ(この旅以前に既に3回行ったことがある)。

 

※厳密には途中2週間だけ、メキシコ滞在を挟んでいる。ヨーロッパからアメリカに渡り、一旦メキシコに抜けて再びアメリカに戻ってきた形だ。

 

1歳の時に父の仕事の都合で3ヶ月シカゴに滞在(もちろん僕自身は何も覚えていないが)してから(1回目)、小学校卒業時に初めてロサンゼルスでホームステイの経験をし(2回目)、大学生の頃に家族でハワイ旅行に行ったり(3回目)と、アメリカにはかなり愛着がある。いわば、第二のホーム。

 

今回の目的は既にはっきり決めていた。ニューヨークのタイムズスクエアを見ること、オーランドのウォルトディズニーワールド(以下WDW)で遊ぶこと、Amtrakの寝台列車に乗ること(旅の模様を過去に part.1part.2part.3 に分けてブログで紹介しています)、もう一度ハワイに行くこと。日数的には1ヶ月弱ぐらいを見積もっていた。

 

しかし南米を諦めた(エピソードはこちら)ことで南米分の1ヶ月が丸々空いてしまい、アメリカをもう2週間、せっかく近いのでメキシコに残りの2週間を振り分け、最終的にアメリカは1ヶ月半と、この旅で最も長く滞在した国となった。実際に過ごしてみると、なかなか消費しきれない(笑)。かといって無駄にどこか行こうという気にもならなかったので、自然とゆとりを持った旅程に。ヨーロッパまでの「目的が済み次第移動する」というスタイルに疲れを感じていたので、これはこれでちょうどよかった。

 

「暮らすように」とは、具体的に言うと①1ヶ所での長めの滞在と、②何も観光しない、の2点。このスタイルをとったのは、オーランドハワイ。オーランドは2週間半、ハワイはマウイ島に1週間とオアフ島に1週間の計2週間。

 

僕が感じた「暮らすように」旅をするメリット

 

① 休養になる

これまで僕は、「目的を果たしたら次に向かう、せっかく海外に来ているのに何もしないでダラダラいるのって時間の無駄じゃない?宿代ももったいないし。」というふうに考えていた。またこれまでパッケージツアーでしか海外に行ったことがなかったので、なんとなく「海外旅行=短期的」なイメージもあった。ゆえにヨーロッパまではずっとこっちの弾丸スタイルで進んできた。ただこういう弾丸旅行は長期間の旅行になってくると必ず疲れる時がくることを学んだ。

時間の余裕があると、移動も観光も何もしない日を作ることができる。その日は朝10~11時まで寝てても良し、宿でネットサーフィンをするのも良し、SNSで旅の近況を発信するのも良し、近くをふらっと散歩するのも良し。自分だけの時間を作ることでリラックスでき、十分に体を休めることで「よし、そろそろ次に行こうかな!」という気持ちにもなる。

オーランドではWDWの4つのテーマパークすべてに行ってきたのだが、4日連続で行くのはしんどいと思ったので、1つパークで遊んだら1日休んでというふうに1日おきに設定した。2週間半の中で3つの宿に泊まり、宿移動だけの日も作った。

マウイ島では、かつてのハワイ王国の首都だったラハイナの観光とハレアカラ国立公園でハイキングをした以外は、終日宿にいるか近くのショッピングモールまで散歩していた。ハワイは自然が豊かなので山々を撮影したり、ビーチに足をつけて「世界一周ももう終わりか、楽しかったなぁ」なんて考えたりもしていた(ハワイが最終地)。

 

② その地をじっくり観察できる

時間があれば、街を散策することもできる。歩いていて気になった小道に入ってみると、ガイドブックには載っていないようなお店を見つけることもある。散策すれば土地勘を付けることもできる

オーランドはWDWがあることぐらいしか知らなくて、実は降り立つまでは全く想像がつかなかった街。「あっ、ここにセブンイレブンあるけどガソリンスタンド兼ねてる...?笑」「このファミレス、昨日も見たな」「こっちのエリアに泊まった方が乗り換えなしでWDW行けるやん、ガイドブックではあっちを推してたけど」「ここの大通り曲がると何があるんだろう」など、かなりの発見があった。

マウイ島でも、畑が広がる田舎道を歩いてみたり、大通りをちょっと寄り道してみたり。そしたら思いがけずにコストコやウォルマートに出くわして、「あっ、マウイにもあるんや!」みたいに。でっかいカートと大量の商品が積み上げられている様がアメリカらしいという点で、コストコもウォルマートも好きなスーパー。

 

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僕がオーランドで泊まってた Palm Lakefront Resort & Hostel というホステル。おそらくオーランド最安値。ここに10泊くらい滞在してた。

 

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ここのホステルのオーナー。10泊もすればそりゃ仲良くなるわな。長い滞在だから成し得ること。現地人と触れ合えることも「暮らすように」旅するメリット。

 

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何車線もある感じが、車社会のアメリカらしさを連想させて、オーランドすごく好きだった。ここだったら住んでも良い。

 

 

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ハレアカラ国立公園大自然のデカさとあまりの美しさに言葉を失った。

 

 

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これはオアフ島で撮ったもの。こうやってサイクリングするのも気持ちよさそうだなぁ。

 

アメリカは写真が多くて、挙げたのは本当にごく一部。それだけ撮りたいものが詰まってた国だった。多分アメリカは何回行っても飽きないだろう。

 

「暮らすように」旅をする面白さをここで知ってから、その後の旅にもこのスタイルを意識するようになった。例えば卒業旅行でインド(3週間)とバリ島(1週間)に計1ヶ月の長旅に行ったり。いよいよ来週に迫った中国への旅も2週間と長めにとっている。そのうち三亜に1週間滞在する予定で、特に②を意識した旅をするつもりだ。

 

 

おわりに

以上、18回にわたる【勝手に世界一周振り返り】シリーズは今回をもって終了となります。ただの自己満だろ!とツッコまれそうですが(笑)、読んで下さった方、ありがとうございました。

 

追記 ツイッター(@yuuuu7en)始めました!