ゆーてんのブログ

元東京外大生が、語学、旅、キャッシュレス、マイル、ポイントについて語るブログ

スイス編【勝手に世界一周振り返り】自然は国籍問わず魅了する

13ヶ国目のスイスは、イタリアのミラノから鉄道で向かった。期間はこの旅の最短となる日帰り。日本だと日帰りで海外に行くというのはなかなか難しいので、そういう点でも違う国同士が陸続きなヨーロッパというのは、島国育ちの僕らにとってかなり面白いのではないだろうか。

 

目的は世界遺産になっているレーティッシュ鉄道のベルニナ線に乗ってアルプスのパノラマを車窓から見ること。ベルニナ線は普通の在来線とベルニナエキスプレスという特急列車の2種類あって、後者は天窓があったり食事が付いてるらしいのだが、ネットのブログを見ると在来線でも窓は自由に開けられて十分楽しめるとのことだったので、僕は普通に在来線に乗ることにした。

 

ルートはまず、ミラノ中央駅からスイスとの国境の街ティラーノまで電車で行き(所要約2時間半)、ティラーノからレーティッシュ鉄道に乗り、終点のサンモリッツまで向かうというもの。

 

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日帰りで行くためにはかなり早い便に乗る必要がある。たしか早朝6時くらいの便だった。

 

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この電車でまずはティラーノに

 

1点だけ注意すべきなのは、イタリアとスイスでは通貨が違うこと。スイスはユーロではなくスイスフランを適用している。今回は日帰りということでスイスフランはあまり残したくない(特に小銭)ということで、必要なものはミラノの時点で購入してからスイスに持ち込んだ形だ。具体的には昼食。僕はミラノ中央駅の売店でパンを買っていった。スイスは物価が高いという意味でも、イタリアで買っておくというのは得策かなぁと思う。

 

レーティッシュ鉄道もスイスの鉄道なので、チケットはスイスフランでの販売だったが、ティラーノではユーロでの購入も可だった。この時点でもう往復分をまとめて買っておくと良いだろう。仮に片道だけだとサンモリッツでまた買う必要があり、スイスフランを準備することになるから。

 

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ティラーノのチケット売り場

 

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レーティッシュ鉄道ベルニナ線。これは復路時にサンモリッツで撮影したもの。もちろん行きもこれでアルプスを駆け抜ける。

 

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出発早々、有名な橋を渡る

 

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湖もちらほら

 

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影で暗くなってしまったが、湖にそのまま反射してた。道中一番の絶景。

 

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乗客は皆、窓から乗り出す勢いで写真を撮りまくっていた。雄大な自然というのは国籍、言語、宗教、関係なく人を魅了してくれるものだと、この時感じた。

 

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もうすぐサンモリッツ。すでに雲と同等の位置にいる。

 

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サンモリッツにて。かなり寒かったが、天気は快晴でどこを切り取っても綺麗な景観だった。

 

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ちなみにこちらがベルニナエキスプレスの方。窓が天井の淵まで続いてる。写真だけ。復路自体は行き同様に在来線で帰った。

 

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帰りに撮影した分。こんなところにも民家がある。これこそハイジの世界だなぁ。

 

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チケット売り場に日本語の看板があった。多くの日本人観光客が利用しているんだなぁ。

 

感想

朝早く、日が沈むまでのハードスケジュールだったが、これは時間とお金をかけてでも乗った価値は十分見出せた。スイスで1泊すればもっとゆとりを持てるのかなぁと思う。

 

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