ゆーてんのブログ

元東京外大生が、語学、旅、キャッシュレス、マイル、ポイントについて語るブログ

バングラデシュ編【勝手に世界一周振り返り】メディアの報道に流されないで。

旅の振り返りの前に、マレーシアからの出国の際に起こった事件についてまず。

 

シンガポールから再度マレーシアに入り、2泊マラッカを観光してからクアラルンプールに戻ってきたのがとりあえず流れ。クアラルンプールに1泊後、翌昼の便でバングラデシュに飛ぶ計画をしていた。ところが予約先のエクスペディアから緊急の連絡が入っており、確認すると昼の便が欠航するという旨だった。ビーマンバングラデシュ航空は1日2便飛んでおり、もう一つは同日の深夜3時半(予約してた便の丸12時間前のやつ)。もしくは翌々日の深夜3時半。この2便だったら追加料金なしで変更できるとのことだった。

 

これまで深夜の便など利用したことがなかったのとバングラデシュでの3泊分の宿を既におさえていたのがあって、できればこの時間は避けたかったのだが、翌々日に変更して3泊分キャンセルするよりはクアラルンプールでの1泊分を捨てた方が費用的には最小限の損失で抑えられる。ということで12時間早い同日の深夜3時半の便への変更をお願いした(日本語対応の電話番号があったのは幸い)。

 

 

初めての深夜便。当然日本人の乗客は自分一人で超アウェー。結局さらに2時間くらい遅れて深夜5時半に離陸。翌朝8時ぐらいだったかな、に着いた。眠すぎて機内食にほとんど手つけられず。

 

日本人観光客が珍しいからか、空港ではしきりにタクシーの客引きに遭う。ただ特に移動する術は持っていなかったので、宿まではタクシーで向かうことに。ATMが壊れていたので、なけなしのマレーシアリンギットバングラデシュタカに替える。それだけだと足りなかったので、ドライバーに街のATMに途中寄ってもらって、十分に下してから清算した。

 

宿に向かう途中に目にしたものは、おんぼろで排気ガスをガンガン出して進むバス、それに溢れるくらい乗り込む乗客、鳴り響くクラクション、砂塵。これまでとは違う、まだまだ開発途上な一面を見せてくれた。

 

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僕が泊まった宿は Tropical Daisy というところ。首都ダッカの比較的裕福なエリア、グルシャンにある宿。そもそも予約サイトでバックパッカー的なドミトリーはヒットせず、ホテルでも比較的安い方で口コミ的にも良かった点が決め手だった。1泊4000円ほどで、シングルルーム、Wi-Fi完備、朝食付きとしっかりとした宿だ。ダッカには3泊4日の予定で、初日は深夜便明けだったので爆睡、2~3日目でダッカ市内を散策した。

 

大学で南アジアについて専攻していたのがあって決めた、バングラデシュへの旅。一番はやっぱり現地のありのままの生活感を見てみたかったというのが大きい。

 

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ホテルの朝食

 

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中央ショヒドミナール。1952年のベンガル言語運動での犠牲者を追悼する記念碑。

 

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バングラデシュ料理のチンリーブナー(chingri bhuna : エビのカレー)

 

 

 

バングラデシュに来て一番印象に残ったのは、現地の人々が親切だったこと。こういう発展途上の国に関してはメディアの報道ではプラスなニュースはほぼ流れない。事件などのマイナスなニュースが大半だ。なので日本にいたままだとマイナスなニュースしか目に触れないため、いつの間にか「発展途上国=危険」と勘違いしてしまう。

 

「報道されないだけで、プラスな一面もたくさんあるじゃないか。実際に行ってみないとその国の正確な実態なんて分からないわ。」

 

実際に自分の目で見に行く重要性を噛みしめた旅だった。そしてバングラデシュはこれまでで一番考えさせられた国だった。

 

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