【読者さんの意見を検証】Evernoteでヒンディー語を勉強してみた。
【出典 कादम्बिनी 2015年4月号 p.18】
つい数日前に、「デジタルノートでモノを減らす」という記事を投稿した際に、ある読者さんから「でも辞書は持ってく必要あるね」とか「テキストに印つける時はアナログの方がいい」という意見を頂きました。一例として、語学学習をしていた頃のノートを掲載していたからこのような意見が出たんだと思うんですが、自分が思っても見なかった問題点を指摘され、貴重なフィードバックだったなぁと思いました。ブログはこんな感じで読者と直に意見のやり取りができるからいいね。ありがとうございます。
はい、ってことでこの意見を無駄にしたくないと思い、急遽検証してみることに。3年ぶりにヒンディー語(大学で専攻してた)の読解をしてみました!今回はもちろん前回の投稿を踏まえ、Evernoteをフルに使って学習していきたいと思っています。
テキストはこれ (2年前に自分で大学の図書館で見つけたやつ 笑)
【出典 कादम्बिनी 2015年4月号 p52-53】
日本人バックパッカーの方々もよく訪れる、ヒンドゥー教徒の聖地バラナシについて書いてある文章です。 所々鉛筆で印が付いているのは、印刷した当時にちょこっと読んでた分で、気にしないで下さい(笑)。今回は赤く囲んだ一段落を使っていきます(偶然印が何も無かったので!笑)。
拡大しました。これをEvernoteに貼り付けると以下のようになります。
印の付け方
※印をつけられるのは有料版になります!
写真をタップすると、こんな感じの画面になるので、下のバーの@みたいなマークをタップ。
6つのアイコンのうち上から3番目のペンみたいなアイコンをタップ。
あとはなぞっていくだけ。なぞりにくかったら画像を拡大しながらもできます。終わったら右上の「保存」をタップ。
編集されました。
単語帳も作れます!
今はもう色んな言語が打てるから、語学学習には本当に便利。
チェックが付けられるってのがいかにも単語帳っぽくていいね。
単語の意味の調べ方
単語を選ぶと、「調べる」というのが出てくるので、ここをタップ。すると…
いわゆるウェブ上の辞書に飛ぶんですが、英訳のものすらない(笑)。マイナーな言語だからかな(笑)。
その際は Google 翻訳 を使うっていう手もアリですね。
以上、訳自体はこんな感じで出来上がりました。日本語にはない比喩表現とかもあって、少々日本語には訳しにくい箇所もあって、ちょっと分かりにくいかもしれないですが、ご了承下さい。
実際にやってみて思ったこと
指でなぞりながらウェブ上で単語に印をつける作業に関しては、慣れが必要かなぁと思います。ただここまでスマホでできる点に関しては、やはりテクノロジーの進化を感じます。
辞書に関しても、単語を検索すればもう意味が出てきたり、Google 翻訳 のような便利なツールも生まれて、電子辞書すら持たなくていいような状況になってきていますが、マイナーな言語に関しては、紙の辞書がまだまだ役に立ってくれるような気がします。今回の検証では紙辞書も合わせて使わせて頂きました。ウェブよりもこちらに載っている方が良質な情報だったので。
結果、スマホだけでもできなくはありません。しかし一番ベストなのは、アナログとデジタルを併用することかなぁと思いました。全部がアナログなのも、ノートの量が増えたり、テキストを貼る手間があったりするので、効率化できるところをデジタル化して効率化し、効率化できないところはアナログのまま残すという具合に使い分ければ良いかなぁと思います。