Hindi for backpackers 始めます。
皆さんこんにちは。旅関連のブログ書いてるゆーてんです。
これまでの僕の記事でも何度か取り上げている卒業旅行でインドに行った時の話。
日本人がインドに旅行しに行ったあと、よく聞かれるお土産話に「ぼったくられた」というのがあります。地球の歩き方でも、十分に対策を練るように喚起されていますよね笑
「インドはそういう国だからしょうがない」というところで終わらせたくなかったので、僕は「なんで日本人はぼったくりに会うケースが多いのだろう?」と考えてみました。
僕自身大学でインドの公用語であるヒンディー語を専攻するようになってからインドに関心を持ち、インド自体にも3回行ったことがあります。ぼったくりにも何回か会いました(今さら嘆いてもしょうがないので、今はもうこれも貴重な経験料かなとポジティブに捉えていますが笑)。
ついこの間卒業旅行でインドに行ったのが3回目でその時はもう会わなかったのですが、日本人宿を巡っていると初めてインドに来られた方たちの中にはやはりぼったくりにあった方もいたようです。
※ もちろんインド人全員に当てはまるわけではありません。ほんの一部の人たちで、この点結構誤解されるのですが、大部分は親切な人たちです。ここはしっかり強調しておきます。
そこで楽しいインド旅がこういうマイナスな思いで台無しになるのは悲しいと思い、僕がたどり着いた結論は、ズバリ、現地の言語を知ること。要するに現地の人との値段交渉が上手くいかなかったがゆえに「言ってることと違うやん!」っていう流れになっちゃってるんだと思うんです。
はい、そこで今日から僕は
インドを旅しようと考えてる日本人バックパッカーの方々向けの、「現地人に押されない!値段交渉に打ち勝つヒンディー講座」
をテーマに動画を作って行きたいと思っています。
看板が読めるように、文字の学習は行いますが、堅苦しい文法事項は一切扱いません。気楽に動画をチェックして頂けたらと思っています。
注. 主に北インド。バックパッカー間での有名どころとして、デリー、アーグラー、ジャイプル、ジョードプル、ジャイサルメール、バラナシ、カジュラーホー、リシュケシュ、ハリドワールあたり。インドでは非常に多様な言語が話されており、ヒンディーはあくまで北インドで話されている言語であることから。
Hindi for backpackers opening movie
こんな動画を配信していきます。
僕が実際にヒンディーを使ってみて感じた、ヒンディー語を知るメリットをいくつか。
①騙されにくくなる
→英語を話せる外国人観光客はたくさんいます。でもヒンディー語喋れる外国人はほとんどいません。「ヒンディー喋れるって、何かしらインドについて勉強してるやつなんやな。少なくともインド素人外国人観光客ではないな…」というふうに相手に思わせることができます。したがって外国人目当てのぼったくりに会う確率が格段に下がります。だってヒンディーまで分かられたら仲間とこっそり策略立てることもできなくなりますから笑
僕が大学でヒンディーを専攻していると言うと、ほぼ100%「えっなんで?」って聞かれますが、正直言うと、そもそも微塵も志望していませんでした(なので大学で何してるの?って質問は一番苦痛だった)。ただ学んでみて良かったことというのはあって、それがまさにここなんです。あっ、「ヒンディー知ってたらこんなに現地人からの見られ方が違ってくるんや!」って自分自身も驚きでした。
②値段交渉力を持てる
→インドで何か買う際は自分たちで値段交渉をしていくパターンが非常に多いです。買う側がモノやサービスの価値を決めていきます。ここでぼったくりを仕掛けてくるのは、向こうが「外国人はどうせ相場を知らないでしょ」と思っているからです。①にも繋がりますが、ヒンディーが喋れることで、素人と思われなくなり、「あっコイツはふっかけたらバレるかもしれんな」と思わせることが出来ます。例えば向こうでタクシーやリキシャーに乗る際は必ず事前に値段交渉をしてから乗るのはもう鉄則ですね。日本の感覚でメーターがある訳ではないので、交渉せずに乗ったら降車時にいくら提示されるか分かりません。そしてリキシャーワーラー(リキシャーの運転手)たちは現地の言語しか喋れない人もかなり多いです。
③現地の人たちとより親しくなれる
→ぼったくりとは直接関係無いのですが、とても重要なことかなぁと思います。やはり地元の人たちも英語よりも自分たちの言語を理解してくれる人に対してはより親近感が湧くものです。僕自身も例えば屋台で「これ1つちょうだい」ってヒンディーで伝えると、「ヒンディー喋れんだね!!」って笑顔になります。逆の立場で考えてみても、例えば福岡の人は標準語喋れる外国人よりも博多弁喋れる外国人の方が「おっ!」ってなります当然(笑)
そもそも彼らが初めて僕たちを見た際は大体「チャイナ?」って思っています。「ジャパン」って返した時点で既に好印象に映るんですが、ヒンディーもできればさらに好感度が増します。
④何屋さんなのかが分かる
→屋台の看板、メニュー表はもはやヒンディーでしか書かれていません。またこの電車は◯◯行きってのも表示を見て理解することができます。
フェイスブックページも作成したので、もし良かったらこちらも合わせてご覧ください!
https://m.facebook.com/Hindi-for-Backpackers-378379159188709/
きちんと交渉力を持って、もっと快適にインドを旅しましょう!それでは!ピルミレーンゲー!
(ヒンディー語で「また会いましょう!」の意味です)